2008年12月2日火曜日
アレクセイ・ヤグディン選手の金メダル
浅田真央選手のNHK杯の演技を見ました。本当に力強くて感動します。
友達が、浅田選手と同じコーチの指導を受けた、金メダリストのヤグディン選手について記事を載せていたので、私も書いてみようと思います。
ヤグディン選手は、2002年ソルトレイクシティ・オリンピックでフィギュアスケート男子シングルでの金メダリストです。ものすごい演技でした。私は、彼の演技後の姿と涙に感動して、彼の著書『overcome』を読んだことがあります。
今でもよく覚えていることは、彼とコーチのミーシンとの関係です。
ヤグディン選手は、幼い頃から指導を受けていたミーシンコーチからあまり愛情をもらえず、ずっと悲しい思いをしました(相性が悪かったということなのでしょうけど)。後輩のプルシェンコ選手に熱心になっていくミーシンコーチから、彼は離れる決意をします。そして、タラソワコーチのもとで演技を磨き、プルシェンコ選手を抑えてオリンピックで金メダルを獲得しました。
私はヤグディン選手が、演技が終わった後にリンクの氷にキスをしたシーンをずっと覚えていました。
点数が出た後、嬉しくて嬉しくて、倒れそうになっていた姿も。
私はリンクの氷にキスをした選手を彼以外に知りません。
ファンやコーチ、支えてくれた家族に感謝の気持ちを表す選手は多いと思います。でも、リンクの氷に喜びを伝えた選手は、今でも彼しか知りません。
でも、この本を読んで、彼の寂しい気持ちや、オリンピックまでの道のりを知って、そんな姿の理由もわかった気がしました。氷の銀板が彼の一番のパートナーであり、理解者だったのかなぁって、そのとき思ったんです。
ヤグディン選手に限らず、皆その人なりのドラマを持って、大会に出ているのだと思います。
演技は演技で楽しいのですが、終わった後のガッツポーズとか、点数が出たときの喜んでいる姿とか(もちろんその逆もありますが)、そういう姿に私は感動したりしますね。
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2 件のコメント:
解説よみながら演技をみると一段と深みが増すような気がするよ ^_^
努力して克服していくことは素晴らしいものを生むんだなって改めて勇気づけられるね。
ありがと~*^-^*
映像にミーシンコーチが映っているところが、また何というか…ね…。
確か、ミーシンコーチに別れを切り出したときね、長い付き合いだったのに「これきりだね」って冷静に承諾されて、「ロッカールームで笑っている選手たちがとても幸せそうに見えた。自分がただただ惨めだった。」みたいな件があったような。寂しかったんだろうね。
あとメディアからのバッシングなんかもあったんだよねぇ。
Madeleineのおかげで、この動画がもう一回見れて、私も改めて感動しちゃった♪
ありがと~☆
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