2008年3月23日日曜日

新宿芸術祭♪

 オルガニストの博子さんに招待を受けて、昨日新宿芸術祭に行ってきました。
 ものすごく贅沢な時間でした~♪
 新宿文化センターの大ホールで一日がかりの演奏パーティーみたいな感じ。
 オープニングはファンファーレから始まって、パイプオルガン、ハープ、合唱、ブラスバンド、オペレッタetc.って盛り沢山!! 7・8箇所のコンサートに行った価値のある一日でした(*^-^*)
 私は、2台のピアノによる演奏ベート-ヴェンの「皇帝」が一番印象的かな。普通オーケストラで演奏する曲でしょ。でも、2台のピアノで弾ききっちゃうの!すごくパワフルで、音がきれい!!最後はスタンディングオベーションでした♪ 圧倒・・・
 パイプオルガンも弾いてきたよ。というか、音を出してきたって感じかな(^-^;)先々週の土曜日にパイプオルガンのコンサートに行ってから、なんだか気になる楽器なんだよねぇ。楽器の中で一番大きいんじゃないでしょうか??! 壁一面が楽器なんだから。近くで見るとボタンの数も半端じゃないんだよね。それを弾きこなすんだから、演奏者はすごいと思う。
 本当にこんなにステキな芸術祭に誘って頂いて感謝です(*^-^*)

2008年3月16日日曜日

別れの季節


 3月というと、別れと始まりの季節・・・

 今日、私の大切な友達の一人ワンナの卒業式だった。そして、今日でしばらくお別れ。彼女はタイから留学に来ていて友達になった子で、今月いっぱいで帰国してしまう。

 初めて会ったのは大学1年生のとき。それから、いろんな時間を一緒に過ごした。私、大学生になってから初めて経験したことって本当にいっぱいあるの。ぐ~んと世界が広がったのも、この頃だから。そういう時間の一つ一つにワンナとの時間が重なるわけで、私の思い出のあちこちに彼女との時間もあるんだよね。

 ワンナは私が今までに会ったことのないタイプの友達だった。同い年だけど、私よりずっと自立してて、思ったことをきちんと相手に伝えられる人。ワンナに会って、私はずいぶん変わったと思う。一緒に授業を受けたり、ごはん食べたり、家に泊めてもらったり・・・小さなことも思い出すと本当にいっぱいあるな~。
 
 私は、ワンナに会って、しっかり自分の考えを持って物事を選んでいくことの大切さを学んだ気がする。

 こうやって、出会いがあり、影響しあって暫くの別れがあって、また新しい出会いがあって・・・ そういうのを一番感じるのがいつも春の初めなんだよね~。

2008年3月14日金曜日

パイプオルガン

 パイプオルガンって最も大きな楽器なのかな?だって壁一面が楽器の一部なんだから。他にこんなに大きな楽器って思いつかない。そして、そんな楽器を知り尽くして、操るってどのくらい大変なんだろう??
 今日、パイプオルガンの演奏を聴きに行った。スケールの大きさに圧倒された。
 私はピアノを弾くけど、右手と左手があって、ペダルが一つあるだけでもう手一杯。フォルテ一つでも、何通りものフォルテの出し方があって、それをどう選んでいくか、右手と左手をどんなふうに組み合わせて弾くか、ペダルをどう使っていくか、それだけで、一段弾くのにも星の数ほど弾き方がある。そして一つの曲をどうやってまとめていくか・・・ 真面目に考えるとうんざりするくらい、弾きこなすというのは難しい。それをパイプオルガンときたら・・・ ペダルも鍵盤のようにたくさんあって、上の鍵盤も三段くらいあって、音色もいろいろあって・・・ 本当に幅の広い楽器だと思う。
 そして、壁一面から聞こえてくる音。太くて壮大で。ホール全体を簡単に自分の世界にしてしまう。
 そんな楽器を堂々と弾ききるというのはすごいな、と。オルガニストって、度胸も必要そうだけど、あの大きな楽器を操るアクティブさと、あの楽器に負けない存在感のある人なのではないかって思う。
 写真はオルガニストの高橋博子さんと。楽屋の近くまでお邪魔しました。とても素敵な方でした。