2007年1月2日火曜日

2007年、明けましておめでとうございます。

 年が明けました。新しい1年が始まりました。2007です 実りある1年になりますように。

 家族や友達、周りの人から少しでも必要とされる人になりたいです。

 良い出会い、良い経験がたくさんありますように。

 今年は、電子ピアノを買いたいと思ってます。
 目的を持って計画を立て、余裕を持って実行できる1年を目指したいです。

 素敵な1年になりますように。
 皆様にとってもよい1年になりますように。
 今年も宜しくお願いします。

最近読んだ2冊の本


 最近読んだ、2冊の本。

 1冊目は『短い命をだきしめて』。プロジェリアというとても珍しい病気の子を育てる母親が書いた本です。プロジェリアという病気は、人の10倍ほども早くに歳をとってしまう病気で平均寿命は13歳・・・。猛スピードで老化していく病気なので、老化を止められないのと同じように、治療法もないそうです。11歳で肉体年齢は100歳。背丈は幼稚園児くらいなのに、顔も体つきも体の中身も老化してしまいます。
 驚いたのは、病気の本人、アシュリーがとても明るく前向きな子ということ。一方、母親のロリーは、子供の頃からやんちゃ。ドラッグにはまったりと、不良っぽいところもあったと思います。17歳でアシュリーを出産し、夫に出て行かれ、シングルマザーとして彼女を育てながら、ドラッグをやめることができません。
 困難なことは山ほどあったと思うけど、いつも変わらなかったことは、アシュリーを心から愛していたこと。この本の終盤で結婚をするんですね。そのときのことを彼女はこう書いてました。
『涙がとまらなかった。こんな幸せな涙があることは、もう何年も忘れていたのです。』
幸せを忘れるくらい、辛いことが当たり前になっていたのかなぁって思って胸がいっぱいになりました。

2冊目は『奇跡の6日間』。この人のことはあまり知らなかったんだけど、片腕を失った登山者の自叙伝。

2冊読んで、思ったことは、困難の中に成長のきっかけって隠されているのかなってこと。そして、そういう困難ってきっと自分の身の回りにもあるのだと思う。それをどう捉えるのか。目をつぶって見なかったことにするのか、運が悪いと言って自分を哀れんで終わるのか、人のせいにして文句を言ってやり過ごすのか、またはそれに正面から向き合って、何とか頑張っていくのか・・・その選択によって人の人生って変わっていくんだろうなって。そして、この本の人たちは、目をそらさずに立ち向かっていった人なんだろうなぁって思いました。