2006年11月14日火曜日
アフガニスタンの人たちと
先週末は2泊3日で、アフガニスタンの人々と交流をしてきました。
JICAが行っている青年招聘プログラムというのを知っていますか??マスメディアや教育といった分野ごとに海外から青年たちを招聘して、日本で研修を受けてもらうというものです。来日青年たちは1ヶ月間滞在するのですが、そのうち2泊3日は日本の青年たちとの交流の場として与えられています。先週末は私もこの合宿に参加してきました(*^-^*) とてもいいプログラムなのでちょっと紹介したいと思います!
今回招聘されたのはアフガニスタンの青年たちで、地域行政の分野で働いている人たちです。JICA側としては、もっと幅広く人を集めたかったそうですが、結局は経済省などの国の機関に所属している人ばかりが集まってしまったみたいです。日程としては、まずは品川のプリンスホテルでボーリング大会があります。その後は、三浦マホロバナインズというホテルに宿泊して、グループごとに分かれてディスカッションを行います。そして、最終日に話し合ったことを発表します。2日目の夜にはパーティーをするのが恒例です(今回はなんと!14階のVIPルームでやりました(*_*) ) 勉強にもなるし、何よりも普段出会えない人々と交流できるということがとてもいい経験になります。夜は、遅くまでオープンルームでみんなで遊ぶし、行き帰りのバスや食事中などいろんなところでみんなと仲良くなる機会があります。2泊3日が終わる頃には、通訳さんたちとも、アフガニスタンの人たちとも、日本青年の人たちとも、とっても仲良くなっていました。
こんなふうに海外の人たちと会っていつも思うことは、結局みんな同じ人間なんだ、ということです。アフガニスタンと言えば、9.11テロで大きな注目を浴びましたよね。タリバン政権下では、女性の教育が禁止されたり、服装に大きな制約があったりと厳しいときが続きました。今までは、私なんかとは考え方の違う人がたくさんいるんだと思っていました。もちろん、文化の違いを感じることもたくさんあります。例えば、女性はいつもスカーフを巻いているし、ダンスも男女別々に踊らなければいけません。でも、基本的にみんな楽しいことが好き。トランプで盛り上がったり、音楽にノリノリになったり・・・。それぞれに仲のいい友達がいて、でも、たくさんの人と仲良くなりたい、という気持ちもみんな同じです。
地域復興という意味ではまだまだこれからなのかもしれないけれど、アフガニスタンを単純に‘こわい国’と決め付けるのは偏見なんだって感じました。一人ひとりをみると私たちと何ら変わりありません。そして、本当はとっても美しい国です。早く治安が回復して、旅行者がいっぱい訪れる環境が作られたらいいなって思います。もちろん、教育が普及して、道路や水などのインフラ面も改善されて、明るい国になるように、何ができるのか探っていくことも大事なことです。
この合宿は、IHCSAという機関が担当しています。興味のある人はぜひHPへ!!
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿